- 『「書き出し」で釣りあげろ』の内容と感想
- 『「書き出し」で釣りあげろ』がおすすめな人
ストーリーの「書き出し」に焦点を当てた指南書として高く評価されている本書。
レス・エジャートン著『「書き出し」で釣りあげろ』という本を読みました。
ストーリーの書き出しね
うんうん
ベストセラーは全て書き出しが優れているってさ♪
おー!!
たくさんの人に読まれる小説やストーリーは、どうやって作られているのか?
「書き出し」に焦点をしぼりつつ、創作術全般についても語っている本書。
たしかに最初が面白くない小説って、その先読みたくないですよね。
「どうやって読者を惹きこむか?」ってところの技術や考え方が学べます。
『「書き出し」で釣りあげろ』は、創作をする人にとって役立つ読み応えのある良書でしたよ!
『「書き出し」で釣りあげろ』の内容と感想
本の詳細 | 内容 |
---|---|
タイトル | 「書き出し」で釣りあげろ |
著者 | レス・エジャートン |
出版社 | フィルムアート社 |
発売日 | 2021/11/25 |
ページ数 | 273ページ |
レス・エジャートン著『「書き出し」で釣りあげろ』は、物語の書き方、特に書き出しに焦点を当てた本です。
書き出しは読者の心をつかむ最初の、そして最も重要な機会である。これが本書の核心だと思います。
さらに、本を出版する側の人たちも、この部分で作品の価値を判断するそうです。
書き出しは単なる導入ではなく、物語全体の方向性を示す鍵となる部分なのだと思いました。
著者は、長々としたプロローグや背景説明は避け、すでに物語が動き出している状態から始めるべきだと言っています。
結構これって大事だと思いました。
テンポの良い続きが読みたくなる本って、こういうところを大事にしているんだと思います。
また、具体的な描写を心がけ、不必要な修飾語や曖昧な表現を控えるなど、文章技術に関するアドバイスも多く含まれています。
これらは、書き出しだけでなく、物語全体の質を高めるのに役立つと感じました。
個人的に面白かったのは、小説を読むときに感じていたことが理論的に説明されている点で、「なるほど」と思う瞬間が結構ありました。
『「書き出し」で釣りあげろ』は、どんな人におすすめ?
- 物語作りをしている人・してみたい人:創作を志す人には是非読んで欲しいです。
- 物語全般が好きな人:面白い話の作り方に興味のある方におすすめします。
まとめ
この本を読んで書き出しの大切さを知ったわたしは、「面白い小説を探すには、書き出しをひたすら読めば良いじゃん」という結論に至りました。
そこから…
「試し読みを使って5分間だけ小説を読む」っていう新しい習慣が産まれました!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!