- 【Amazon Kindle】で読めるおすすめ海外SF小説を紹介
私の好きな小説のジャンル。海外SF小説。
今回は、【Amazon Kindle】で読むことができる海外SF小説の中から、おすすめ作品をご紹介します。

SF小説



あまり読んだことないな



面白い物語の宝庫だよ



そうなんだね!
わたしは以前、海外SF小説をひたすら読み続けていた時期がありました。
その頃読んだ作品の中から、特に印象に残ったものをご紹介します。
また、最近読んで気に入った作品も併せてご紹介します。
みなさんにも楽しんでいただければ幸いです。



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【Amazon Kindle】 おすすめ海外SF小説 10冊の紹介


幼年期の終り
本の詳細 | 内容 |
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タイトル | 幼年期の終り |
著者 | アーサー・C・クラーク |
出版社 | 早川書房 |
発売日 | 1979/3/31 |
ページ数 | 360ページ |
異星人の宇宙船が地球の主要都市上空に停滞してから五十年。その間、異星人は人類にその姿を見せることなく、見事に地球管理を行なった。だが、多くの謎があった。宇宙人の真の目的は? 人類の未来は?―巨匠が異星人とのファースト・コンタクトによって新たな道を歩みはじめる人類の姿を描きあげた傑作!



クラークの代表作でありSF史上の傑作と呼ばれています
アーサー・C・クラークの作品の中で一番好きです。斬新なアイデアと展開は、まさに『センス・オブ・ワンダー』。この小説はホント読んで欲しいです!是非に!!
新しい時代への歌
本の詳細 | 内容 |
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タイトル | 新しい時代への歌 |
著者 | サラ・ピンスカー |
出版社 | 竹書房 |
発売日 | 2021/9/15 |
ページ数 | 531ページ |
テロと感染病の影響で、ひとびとが直接会う機会は激減した。観客を入れたライブなどは参集規制法によって禁じられている――。
他人と接触することがなくなった時代、禁止されてもなおライブの熱狂を求めるひとびとを描いた音楽SFの傑作。



2020年度ネビュラ賞長篇部門受賞作
オープニングから、テンポが良くて引き込まれました。熱い展開もありますしアイデアが秀逸です。コロナ禍より前にこの設定を考えていたのが凄いです。最後までちゃんと楽しめるSF小説でした。
音楽好き、バンド好きの人も読んで楽しめると思います。人々が直に触れ合うことがいかに大事かを考えさせられる、それでいて押しつけがましくない良い作品でした。
エンダーのゲーム
本の詳細 | 内容 |
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タイトル | エンダーのゲーム[新訳版] 上・下 |
著者 | オースン・スコット・カード |
出版社 | 早川書房 |
発売日 | 2013/11/15 |
ページ数 | 241ページ・257ページ |
地球は恐るべきバガーの二度にわたる侵攻をかろうじて撃退した。容赦なく人々を殺戮し、地球人の呼びかけにまったく答えようとしない昆虫型異星人バガー。その第三次攻撃に備え、優秀な艦隊指揮官を育成すべく、バトル・スクールは設立された。そこで、コンピュータ・ゲームから無重力訓練エリアでの模擬戦闘まで、あらゆる訓練で最高の成績をおさめた天才少年エンダーの成長を描いた名作。



ヒューゴー賞・ネビュラ賞受賞作
バガーとのやり取りや、お姉さんの存在。そしてバトル・スクールのシーンは熱いです。2014年に映画化されましたが、原作はその何十倍も面白いですよ!
死者の代弁者
本の詳細 | 内容 |
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タイトル | 死者の代弁者[新訳版] 上・下 |
著者 | オースン・スコット・カード |
出版社 | 早川書房 |
発売日 | 2015/4/15 |
ページ数 | 241ページ・257ページ |
エンダーによる異星種族バガー皆殺しから3000年後、銀河各地へと植民地を広げていた人類は、ついに第二の知的異星種族と遭遇した。新たに入植したルシタニア星に棲むピギー族が、高い知性を持つことが発見されたのだ。バガーのときと同じ過ちを繰り返さないため、人類は慎重にピギー族と接する。そのころエンダーは、姉ヴァレンタインとともにトロンヘイム星を訪れていたが……



ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス受賞作
『エンダーのゲーム』の続編で、前作から3000年後の世界が描かれています。いい意味で期待を裏切られた作品でした。バガーとの戦争とその反省から、人類は知的異星種族との接し方を根本から見直していきます。非常によく練られた作品だったと記憶しています。もう一度読み返したくなりました。
ねじまき少女
本の詳細 | 内容 |
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タイトル | ねじまき少女 上・下 |
著者 | パオロ・バチガルピ |
出版社 | 早川書房 |
発売日 | 2013/1/25 |
ページ数 | 339ページ・382ページ |
石油が枯渇し、エネルギー構造が激変した近未来のバンコク。遺伝子組替動物を使役させエネルギーを取り出す工場を経営するアンダースン・レイクは、ある日、市場で奇妙な外見と芳醇な味を持つ果物ンガウを手にする。ンガウの調査を始めたアンダースンは、ある夜、クラブで踊る少女型アンドロイドのエミコに出会う。彼とねじまき少女エミコとの出会いは、世界の運命を大きく変えていった。主要SF賞を総なめにした鮮烈作。



設定・世界観が秀逸でした
近未来のバンコクの暑さや匂い、雑踏の音が感じられる、没入感のある不思議な作品でした。現実にも起こりうる事態という怖さがあるから面白いのかな。登場人物たちはそれぞれが必死に生きています。諦めが支配する世界の中で。
逆行の夏──ジョン・ヴァーリイ傑作選
本の詳細 | 内容 |
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タイトル | 逆行の夏──ジョン・ヴァーリイ傑作選 |
著者 | ジョン・ヴァーリイ |
出版社 | 早川書房 |
発売日 | 2015/7/23 |
ページ数 | 426ページ |
クローンの姉が月から水星に住むぼくらのところへやってきた。太陽が天頂で逆回りする〈逆行の夏〉に、ぼくらは家族の秘密を知ることとなる……。ひと夏のできごとを鮮やかに描いた表題作、三重苦の人々が創りあげたコミューンを描き出した「残像」など全6篇を収録。著者の代表作を集めたベスト・オブ・ベスト



天才です
この作家の作品は本当に好きです。『スチール・ビーチ』という長編小説を読んでからすっかりファンになりました。本作は短編から中編まで全6篇を収録しています。どの作品も面白いんですが、特に『バービーはなぜ殺される』と『PRESS ENTER ■』がおすすめです。
銀河ヒッチハイク・ガイド
本の詳細 | 内容 |
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タイトル | 銀河ヒッチハイク・ガイド |
著者 | ダグラス・アダムス |
出版社 | 河出書房新社 |
発売日 | 2005/9/6 |
ページ数 | 262ページ |
銀河バイパス建設のため、ある日突然、地球が消滅。どこをとっても平凡な英国人アーサー・デントは、最後の生き残りとなる。アーサーは、たまたま地球に居た宇宙人フォードと、宇宙でヒッチハイクをするハメに。必要なのは、タオルと“ガイド”―。シュールでブラック、途方もなくばかばかしいSFコメディ大傑作。



センスが光ります
元はBBCラジオドラマの脚本だったとか。作者のダグラス・アダムスさんは、モンティ・パイソンの脚本に携わっていたそうです。ちょっと鬱気味のロボット、マーヴィンが最高です。シリーズ全5巻。読破せねば……
叛逆航路
本の詳細 | 内容 |
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タイトル | 叛逆航路 |
著者 | アン・レッキー |
出版社 | 東京創元社 |
発売日 | 2015/11/21 |
ページ数 | 471ページ |
デビュー長編にして星雲賞、ヒューゴー賞、ネビュラ賞はじめ、『ニューロマンサー』を超える史上初の全世界9冠を制覇。本格宇宙SFのニュー・スタンダード登場!



壮大なストーリですね
辺境の惑星。全裸の人間が横たわっていた。なぜか見覚えがあるその女性、セイヴァーデンを助けるところから物語は始まります。物語の世界観にどっぷりと浸かれる没入感があり、宇宙戦艦のAIが主人公であったり、皇帝が登場したりと、独特の世界が展開されます。シリーズ全4巻。
ニューロマンサー
本の詳細 | 内容 |
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タイトル | ニューロマンサー |
著者 | ウィリアム・ギブスン |
出版社 | 早川書房 |
発売日 | 1986/7/4 |
ページ数 | 442ページ |
ハイテクと汚濁の都、千葉シティの空の下、コンピュータ・ネットワークの織りなす電脳空間を飛翔できた頃に思いを馳せ、ケイスは空虚な日々を送っていた。今のケイスはコンピュータ・カウボーイ能力を奪われた飢えた狼。だがその能力再生を代償に、ヤバい仕事の話が舞いこんできた。依頼を受けたケイスは、電脳未来の暗黒面へと引きこまれていくが……



サイバーパンクと言ったらこの作品
主人公=ケイス。ホサカ・コンピューター。日本の千葉シティ。闇クリニック。少し読みにくい部分はありますが、非常に面白い作品です。『カウント・ゼロ』『モナリザ・オーヴァドライヴ』と続く「電脳空間三部作」の第1作となっています。
星を継ぐもの
本の詳細 | 内容 |
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タイトル | 星を継ぐもの【新版】 |
著者 | ジェイムズ・P・ホーガン |
出版社 | 東京創元社 |
発売日 | 2023/7/7 |
ページ数 | 329ページ |
月面調査員が、真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。綿密な調査の結果、この死体はなんと死後5万年を経過していることが判明する。果たして現生人類とのつながりは、いかなるものなのか? いっぽう木星の衛星ガニメデでは、地球のものではない宇宙船の残骸が発見された……。



ハードSFの巨匠ホーガン不朽の名作
あまりに評判が良かったので読んでみました。主人公が論理的思考と柔軟さで問題を解決していく様子が、テンポよく描かれていました。アーサー・C・クラークの『楽園の泉』など、彼の作品群を思い出しました。ジェイムズ・P・ホーガンの作品は初めてでしたが、他の作品も読みたくなるような力量のある作品でした。
まとめ


今回は、【Amazon Kindle】で電子書籍化されている海外SF作品に絞って紹介しました。
私は普段から小説を選ぶ際に、【Amazon Kindle】の無料サンプルで試し読みをしています。
そのため、評価の高い古い小説が電子書籍化されていないとがっかりします。
近年出版された小説はほとんど電子書籍化されていますが、良作や名作をさらに電子書籍化してほしいものです。
『センス・オブ・ワンダー』とは、SF小説を鑑賞した際に生じる、ある種の不思議な感覚を指す言葉です。
海外SF小説の魅力は、この『センス・オブ・ワンダー』を感じられる驚きと楽しみに満ちた物語が豊富な点にあると考えています。
ぜひみなさんも、今回紹介した作品を通じて、SF小説ならではの知的な興奮と感動を味わっていただければと思います。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!